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大阪市北区、梅田 心療内科・精神科・メンタルヘルス

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.06-6367-7830

〒530-0051 大阪府大阪市北区
太融寺町5-13
東梅田パークビル6階

診療内容

 当院で診療している疾患のご案内です。ここで解説する疾患の症状は典型的なものを紹介したもので、記載された症状がその病気をもつすべての方に当てはまるわけではなく、また症状のどれかに当てはまるからといってその病気であることを示すものではありません。
 まずはお気軽にご相談ください。

注意欠如多動性障害(ADHD)とは


1.ADHDに特徴的な症状


よく見られる症状として、主に以下のようなことが挙げられます。

  • 仕事などでケアレスミスをする、または綿密に注意することが難しい
  • 会議や会話、あるいは長い文章を読むことに集中し続けることが難しい
  • 聞き間違い、早合点、うっかりミスをする
  • やらなければいけないことを先延ばしにする
  • 集中しようとしているときに、見るモノ、聞くモノに注意をそらされる
  • 外からの刺激で気が散りやすく、無関係な考えが浮かぶ
  • 書類やレポートの提出期限に間に合わない       
  • 忘れ物、失くし物が多い、日々の活動で忘れっぽい
  • しょっちゅう探し物をしている
  • 待ち合わせ時間や約束時間に遅れる
  • 計画をたてるのが苦手、課題や活動を順序だてて行うことができない
  • 二つ以上の作業を同時進行で行うことが苦手
  • 時間配分が苦手
  • 作業に段取りをつけられない
  • 整理整頓が苦手で部屋の中が片づかない
  • 掃除、洗濯、買い物が要領よくこなせない
  • 思ったことをすぐに発言してしまう
  • お金の無駄遣い、衝動買いをしてしまう

2.ADHDの原因


 ADHDは脳の機能の発達・成熟にかたよりが生じた結果、症状があらわれると考えられていますが、それがなぜ起こるのかは、よくわかっていません。
 ADHDでは神経伝達物質の一つであるドパミンが不足し、神経伝達に異常がおこっていると考えられています。ドパミンが不足すると前頭前野とよばれる大脳の前側の部分の機能が低下することにより実行機能が低下し、「物事を順序だてて行う。」「優先順位をつける。」といったことが困難になってきます。また報酬系機能の低下により「待つことができない。」といった衝動性、多動性にブレーキをきかすことが困難となってきます。


3.ADHDの治療


 ADHDの治療は「心理社会的治療」と「薬物療法」の併用により自分の行動をコントロールできるようになることが治療の目標です。心理社会的治療とは、自分の行動の特徴を理解し、状況に応じた適切な行動を取れるようになるためにしていくものです。自分の特性を理解し、それを補うため生活環境や人間関係づくりをします。たとえば「時間管理ができない」といった場合は携帯やスマートフォンなどのアラーム機能を利用したり、作業を始める時間や持続する時間をあらかじめ決めておくという対策をとります。「忘れ物や失くし物が多い」といった場合は、置き場所を決めることや物の出し入れをする場所を決めることである程度忘れ物を減らすことができます。薬物療法では脳内の神経伝達物質(ドパミン、ノルアドレナリン)を増やすことにより、ADHDの不注意や衝動性などの症状をコントロールしやすくなるように手助けします。


4.ADHDの薬物療法


 中枢神経を刺激して脳内の神経伝達物質(ドパミン、ノルアドレナリン)を増やしADHDの不注意や多動などの症状を抑えます。気分の落ち込みが強い方や感情のコントロールが困難な方には気分安定薬を併用する場合もあります。現在は成人のADHDにも使用できる薬剤が増えています。

  • コンサータ(メチルフェニデート塩酸塩)

     コンサータはメチルフェニデート塩酸塩を主成分とするお薬です。コンサータにより神経伝達物質(ドパミン、ノルアドレナリン)の働きを活性化することによりADHDの症状である不注意、衝動性、多動性などを改善すると考えられています。具体的にはコンサータがドパミントランスポーター、ノルアドレナリントランスポーターに結合し神経細胞間のドパミン、ノルアドレナリンの再取り込みを防ぐ働きをします。その結果神経細胞間のドパミン、ノルアドレナリンの量を増やし前頭葉、側坐核、線条体の働きを正常化すると考えられています。コンサータは1日1回午前中に服用しその後約12時間程度効果が持続すると考えられています。

  • ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)

     ストラテラはアトモキセチン塩酸塩を主成分とするお薬です。ストラテラもコンサータ同様に神経細胞間の神経伝達物質(ドパミン、ノルアドレナリン)の量を増加させ、不注意、衝動性、多動性などを改善させていきます。コンサータとの違いは効果発現までの時間と効果の持続時間です。ストラテラは徐々に薬の効果がではじめるため、服用開始から効果を実感できるまで約1カ月程度かかるといわれています。効果の持続時間は服用を継続することで24時間持続させることができるため、朝目覚めたときから睡眠中もずっと薬剤の効果が発揮されています。

 これらの薬剤を中心として薬物療法を行い、場合によっては気分安定薬、抗不安薬、抗うつ薬などが併用される場合もあります。


 ADHDには高率な併存障害が存在することも報告されています。ADHDに加えて他の精神疾患に罹患しているということです。うつ病、双極性障害、不安障害、パーソナリティ障害、物質関連障害(薬物乱用、薬物依存)、睡眠障害等です。


 成人のADHDに対しても最近は薬物療法が可能となっており、薬剤の選択肢も増えています。ADHDの治療は薬物療法だけではなくライフステージを通した様々な支援が必要となります。症状の程度によって社会支援を中心とした環境調整をメインで治療していく場合もございます。ADHDの症状にお心当たりのある方はおひとりで悩まずにお気軽にご相談ください。

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Umeda-Akatsuki mental clinic梅田あかつきメンタルクリニック

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